JUDF|スクーバダイビング 指導団体 全日本潜水連盟

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    お台場海底清掃 無事終了
  • 2016.07/03

    平成28年 東京ベイ・クリーンアップ大作戦(第1期)
    お台場海底清掃 無事終了

    今年で21年目を迎えた「東京ベイ・クリーンアップ大作戦」、都心のベイフロントを代表するお台場の海岸を、市民の力でクリーンに保とう…ということで「東京港を泳げる海に!」をスローガンに掲げて、年に3回(6月、9月、11月)実施しているものです。

    東京の海に関わる各種団体や海上保安庁などの官公庁、港区などの行政自治体、そして地元の団体等で実行委員会を組織し、港区の公益法人に事務局を置いて行事開催の各種許可を受け、市民有志の活動を支える形で実施されており、我々JUDFも実行委員会の主要メンバーとして運営に協力しています。
    特に年に3回実施されるこの清掃活動の内、第1期(6月)だけは、ボランティアダイバー有志による「お台場海底清掃」も海浜清掃と共に行われています。

    cleanup

    6月11日(土)当日は心配された天候も晴れ、陸上では脱水が心配される程の好天気となりました。関東学生潜水連盟をはじめ、地域・職場のダイビングサークル、スポーツクラブのダイビングクラブ等、多くの有志が事前の申し込みを経て参加しました。受付での体調確認の後に開会式、準備運動、そしてお台場の海をバックに記念撮影を行った後、スキンダイバー班とスクーバダイバー班に分かれ、作業手順の確認を行います。
    海域も二つに区分して、バディ毎にゴミ回収ネット(玉ねぎ袋)を持ってエントリーしますが、スクーバダイバーはバディ毎に潜水位置を示す為のブイ付きロープも持ってのダイビングスタイルです。

    大都会の海で特筆すべきは…やはりその視界の悪さ。透明度・透視度は極端に低く、一度底ドロを巻き上げると視界ゼロという悪条件の中でしたが、各ダイバーは用心深く頑張り、多くのゴミを回収。陸上に揚げたゴミはその素材などで分類。我々JUDFメンバーは運営サポートを担当し、今年も水面・水中のエリア警戒や入水/出水の管理などに従事して、皆さんと共に東京ベイ・クリーンアップ大作戦に参加しました。

    また東京都島しょ農林水産総合センターによる「お台場干潟の水生生物観察会」も同時開催され、地引網により眼の前のお台場に住む魚を目にすることもでき、専門家の説明も聞けたことで、多くの親子連れなどに喜ばれたようです。

    今年の公式参加者数は海浜清掃ビーチクリーン:1,113名、海底清掃:73名、合計1,186名でしたが、ビーチクリーン参加には当日受付登録が義務ではない為に、受付していない参加者を含めると1,200名程になると思われます。また収集したゴミの量は、可燃・不燃、カン、ビン、ペットボトル計312kgになり、今年も大変多くのゴミを回収できました。

    事前にはFMラジオ「J-WAVE GOLDENWEEKSPECIAL UNIVERSAL LOVE2016」にて放送され、月間『Marine Diving』のFacebook、月刊『ダイバー』にも告知掲載していただき、当日の模様はケーブルテレビ・TOKYOMX、J-comでも放映されるとのことでした。

    また今後は9月10日(土)及び11月5日(土)にも東京ベイ・クリーンアップ大作戦:海浜清掃(9月、11月は潜水活動はなし)が予定されています。今後とも皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
     最後になりますが、本行事に参加されたダイバーの皆さま、そして朝早くからサポートにあたって頂いたメンバーの皆さまに篤く御礼申し上げます。

    主催東京ベイ・クリーンアップ大作戦 実行委員会
    事務局公益財団法人 港区スポーツふれあい文化健康財団内
    (略称: Kissport財団)
    http://www.kissport.or.jp/bayclean/
    担当:文責 中村雅人
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