JUDF|スクーバダイビング 指導団体 全日本潜水連盟

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  • 2026.07/29

    第48回「鳥人間コンテスト2026」レスキューチーム参加報告

    本年も、第48回「Iwatani スペシャル 鳥人間コンテスト2025」(主催:読売テレビ)が2026年7月24日~26日の日程で開催され、JUDFからもボランティアレスキューチームの一員として参加要員を派遣しましたのでご報告します。

    今年の鳥人間コンテストはいつもとひと味違います!?

     

    なんと!アニメ「名探偵コナン」とのコラボが実現!!

    いつのも鳥コンマークも、今年はコナン君が飛んでいます!

     

    「鳥人間コンテスト」とは

    「鳥コン」の愛称で親しまれている本大会は、「プラットフォーム」と呼ばれる高さ10mの離陸台から人力飛行機を飛ばし、その飛行距離を競うテレビ企画のコンテストです。

    競技は、ペダルを漕いでプロペラを回す「人力プロペラ部門」とグライダーのように滑空する「滑空機部門」に分かれており、各チームが創意工夫を凝らした機体で挑戦します。

    あとは、コナン君たちに解説してもらいましょう♪

     

    飛行機がプラットフォームを離れると、カメラボート、距離測定ボート、ドローン操縦ボートが追走し、レスキューチームは水上オートバイおよびレスキューボート2艇にて安全確保・支援業務を担当します。

    レスキューチームの活動は以下の3部署で構成され、それぞれが適宜ローテーションしながら業務を遂行します。

    • レスキューボート乗船:湖面への着水後、パイロットの救助や機体の曳航・回収を担当
    • プラットフォーム下待機:万一の落下時に備えた即時対応を実施
    • 本部支援業務:燃料管理、飲食物の提供、資材準備、ゴミ回収・分別などの裏方作業

     

    活動概要

    7月24日(金)準備日 午後到着後、レスキューチーム本部(テント)の設営、備品準備、湖面設備(ブイ等)の設置を実施。東京海洋大学・京都産業大学などのダイビング部所属の学生を対象に、湖面でのレスキュートレーニングも行いました。 夕方にはハンググライダーによるリハーサルが実施され、実際の救助および回収手順を確認しました。

     

    7月25日(土)競技1日目:人力プロペラ部門

    ボランティアスタッフには、関西大学のチームの合流。
    気象条件により飛行の成否が左右される中、競技は順調に進行。午後になると風が強くなり競技が困難になったため、飛べなかったチームは翌日に持ち越されました。

     

    7月26日(日)競技2日目:滑空機部門

    早朝時間を繰り上げて開始され、昨日飛べなかった人力プロペラ機から飛行を行い、その後は滑空機部門がスタートし競技が進行されました。 
    今年も悲喜こもごも、たくさんのドラマが生まれ、見ている方も感動することしきりでした。

     

    コナンくんコラボは何かと思ったら、名探偵コナンシリーズの最新作で、「鳥人間コンテスト爆破事件」なる、鳥コンを題材にしたストーリーが放送されるんです!
    アニメ好きの方はこちらも是非ご覧ください。

     

    鳥人間コンテストの本物の方は、以下の日時にテレビ放映予定です:

    📺 2026年9月2日(水)19:00〜 日本テレビ系列にて放映

    ぜひご覧いただき、熱い挑戦と安全支援の舞台裏にもご注目ください。

     

    今回参加していただいた、東京海洋大学の学生さんたちから参加レポートをいただきましたので追加掲載します。

    【鳥人間コンテスト2025 参加レポート】

    嬉野佑斗

    鳥人間コンテストのレスキュー活動には大学在学中より参加させていただいており、卒業後の今回もご案内をいただき、東京海洋大学の後輩たちとともに参加いたしました。 今回は水上バイクを用いたパイロット救助の役割も担当させていただきました。現場の緊張感の中で思うように動けず、自らの課題を痛感する場面もありました。一つとして同じ状況がない着水に対して、的確にアプローチを決めるチームリーダーの采配からは多くを学ばせていただきました。レスキューとは単なる技術のみならず、瞬時の状況把握力や判断力、チーム全体の連携があってこそ成立するものだと、改めて実感した次第です。 同行した現役学生たちにとっても、本番のレスキューの現場を体験できる貴重な機会であり、大きな刺激となったようです。今後もこの貴重な実践の場に後輩たちが継続して携われるよう、学内での連携や参加の仕組みづくりに尽力していきたいと思います。

     

    小原海音

    今回、初めて鳥人間コンテストのレスキューチームに参加させていただきました。これまで鳥人間コンテストはテレビで見ることがほとんどだったため、実際に会場へ行き、選手たちの飛行を間近で見ることができたことは、とても貴重な経験でした。 今回の活動では主に機体の回収に携わりました。実際に機体を目の前にしてまず驚いたのは、その大きさと重さです。テレビの画面を通して見ていると機体の大きさはなかなか実感できませんでしたが、実際に近くで見ると想像していた以上に大きく、さらに回収の際にはその重さも感じました。これほど大きな機体を学生たちが一から作り上げていることを考えると、改めて鳥人間コンテストにかける各チームの熱意を感じました。 そして今回の活動で特に印象に残ったのが、機体を回収する際のJUDFスタッフの方々の姿勢です。機体を回収するとき、単に「機体を陸まで運ぶ」ということだけを考えているのではなく、できるだけ綺麗な状態で、そして可能な限り機体を壊さないよう丁寧に扱っていることがとても印象的でした。 一見すると機体回収はレスキュー活動の中の一つの作業に見えるかもしれません。しかし、実際にその場に立ってみると、その機体一つ一つには出場チームが長い時間をかけて作り上げてきた努力や思いが詰まっていることが伝わってきます。だからこそ、JUDFスタッフの方々が機体を非常に丁寧に扱い、出場チームへのリスペクトを持って回収している姿を見て、とても感心しました。 また、レスキューチームは選手の安全を守ることが最優先ですが、それだけではなく、選手たちが大切に作り上げてきた機体も大切に扱うという姿勢があることを知りました。大会を支える側にも、出場するチームへの敬意や思いやりがあることを実際に活動する中で感じることができました。 テレビでは飛行している機体や選手の様子が中心に映ります。しかし、実際に会場に行くことで、飛行を終えた後の機体の回収や、安全を支えるレスキューなど、画面には映りにくいところで多くの人が大会を支えていることを実感しました。特にスタッフの方々が一つ一つの仕事に責任を持ちながら、選手や機体に対するリスペクトを忘れずに活動している姿は、今回参加して初めて知ることができた部分でした。 今回の鳥人間コンテストへの参加を通して、普段テレビで見ているものを実際の現場で見ることの面白さと、裏側で大会を支える人たちの存在の大きさを知ることができました。また、機体の回収を通して、選手たちがどれほどの思いを込めて機体を作っているのかを少しだけ身近に感じることもできました。 初めての参加でしたが、レスキューという役割を通して鳥人間コンテストを別の角度から見ることができ、とても貴重な経験になりました。今回学んだことを今後の活動にも生かしていきたいと思います。また機会があれば、ぜひもう一度参加したいです。

     

    田島蒼平

    今回初めて鳥人間コンテストのレスキュー活動に参加させていただき、普段の活動では経験することのできない貴重な経験をすることができました。私は主にプラットフォーム下での待機や、パイロットのレスキュー補助を担当しました。テレビで見ていた鳥人間コンテストを実際に会場で見ることができ、間近を飛んでいく機体の迫力や、会場全体の緊張感を肌で感じることができました。 特に印象に残ったのは、プラットフォーム下で機体の着水に備えて待機していた時間です。機体が飛び立つ直前には、パイロットやチームの方々の緊張感が伝わってきて、自分たちもいつでも動けるように気持ちを切り替えて待機していました。実際に機体が不安定な飛行をしているときには、いつ着水するか分からないという緊張感があり、レスキューの仕事が選手の安全を守る重要な役割であることを実感しました。 また、実際のレスキューを間近で見ることで、迅速な判断と行動の大切さを学びました。スタッフの方々は周囲の状況を確認しながら的確に声を掛け合い、落ち着いて行動していました。自分自身もレスキュー補助を経験する中で、ただ指示されたことを行うだけではなく、次に何が起こるのかを予測し、自分が何をすべきなのかを考えておくことが重要だと感じました。普段のダイビング活動でもレスキューについて学ぶ機会はありますが、実際の大会という緊張感のある環境で活動したことで、訓練の重要性を改めて実感しました。 さらに、競技を行う学生たちの姿も非常に印象に残りました。長い時間をかけて製作した機体に乗り、限られた一度のフライトに全力をかける姿や、仲間が飛び立つ瞬間に大きな声で応援する姿を間近で見ることができました。テレビでは見ることのできなかった選手やスタッフの緊張感や熱意を直接感じることができ、鳥人間コンテストが多くの人の努力によって成り立っていることが分かりました。 今回の活動を通して、レスキューは単に技術を身につけるだけではなく、冷静に状況を判断する力や、周囲と連携して行動することが重要だと学びました。人命に関わる活動だからこそ、日頃から訓練を積み重ね、いざというときに確実に行動できるようにしておく必要があると思います。今回の経験を今後のダイビングや海での活動にも生かし、安全に対する意識をさらに高めていきたいです。また機会があれば、ぜひ鳥人間コンテストのレスキュー活動に参加したいと思います。

     

    内山大雅

    今回、初めて鳥人間コンテストのレスキュー活動に参加させていただきました。普段はテレビで見ることしかなかった大会に、実際に運営側として関わることができ、とても貴重な経験となりました。今回の活動では、機体の回収や待機などを行いながら、実際のレスキュー活動を間近で見ることができました。 特に印象に残ったのは、レスキューが一人の力ではなく、多くの人がそれぞれの役割を持ち、状況に応じて臨機応変に動くことで成り立っていたことです。大会中は機体の飛行状況や着水地点などが常に変化するため、決められたことだけを行うのではなく、その時の状況を自分自身で把握し、次に何をするべきかを考えて行動する必要がありました。私自身も活動を通して、周囲の状況を確認しながら自分の役割を判断して動く力が身についたと感じています。 また、レスキュー活動では様々な人とのコミュニケーションが非常に重要であることも学びました。自分の所属する班だけで完結するのではなく、他の班や船の乗組員など、多くの人と情報を共有しながら活動する必要があります。迅速な救助を行うためには、普段からお互いの役割や動きを理解し、事前に打ち合わせをしておくことが重要だと実感しました。実際の現場では、一人が判断を誤ることが周囲の動きにも影響するため、チームとして共通認識を持っておくことの大切さを学びました。 そして今回の活動を通して、私が考えていた「レスキュー」というもののイメージも大きく変わりました。レスキューは単に速く要救助者のもとへ向かえばよいのではなく、迅速でありながら冷静に状況を判断し、安全を確保しながらチーム全体で行うものだと感じました。そのためには、実際の現場での経験だけでなく、事前の訓練や打ち合わせを重ね、様々な状況を想定しておくことが必要なのだと思います。 また、実際の現場にいたことで、選手たちや応援する人たちの熱意を直接感じることができました。一つのフライトに向けて機体を作り上げてきた選手たちや、それを全力で応援する仲間たちの姿は、テレビで見ていたものとは全く違う迫力がありました。そのような人たちの思いが詰まった大会だからこそ、私たちレスキュー側には選手の安全を守るという大きな責任があるのだと感じました。 今回の経験を通して、レスキューには迅速さ、冷静な判断力、周囲とのコミュニケーション、そしてチームワークが必要であることを学びました。また、それらを発揮するためには事前の準備や打ち合わせが欠かせないことも実感しました。今回学んだことを今後のダイビングや海での活動にも活かし、周囲の状況を把握しながら冷静に行動できるようになりたいです。機会があれば、ぜひまた鳥人間コンテストのレスキュー活動に参加したいと思います。

     

     

     

     

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