JUDF|スクーバダイビング 指導団体 全日本潜水連盟

一般社団法人全日本潜水連盟
Japan Underwater Diving Federation
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  • 2024.06/21

    東京ベイお台場クリーンアップ大作戦 参加報告

    「お台場を泳げる海に!ハダシで歩ける砂浜に!」をスローガンに、毎年3回(6・9・11月予定)お台場海浜公園で行われているボランティアによるクリーンアップキャンペーン「東京ベイお台場クリーンアップ大作戦」が、今年も6月8日(土)に開催されました。JUDFは今年もDAN JAPAN様とともに主催者側として海底清掃の運営管理を担当してきましたのでご報告します。



    この活動は、公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団(愛称:Kiss ポート財団)が主催者となり、港区に関係する各企業や港湾局等の団体、地元小学校のPTAなど多様な方々の手により続けられている活動です。もう少し平たく言うと、港区と区民の協働事業として広く一般の方々も自由に参加できる、イマドキちょっと珍しい手作り感漂う活動と言えましょうか。



    お台場と言えば、東京オリンピック2020でトライアスロンやOWスイミングの会場になったこともあり、今や東京の一大名所になった感もありますが、そんなイメージとは裏腹に、イベント当日は親子連れの参加者がのんびりゴミを拾いながら砂浜を歩いたり、海上保安庁マスコットキャラクターのうみ丸君と記念撮影ができたり、ゆるくてほのぼのした雰囲気があり、砂浜にはコマツヨイグサの黄色い花が良く咲いていたのがさらに印象的でした。



    JUDFはDAN JAPAN様とともに、スタッフとして参加者の受付、スクーバタンク等の準備、清掃範囲を定めるためにフラッグやブイの設置、参加ダイバーへの説明や安全管理など、海底清掃に係る運営作業の全てを担当しました。



    この日は、曇り時々晴れ、暑くもなく寒くもなく絶好の日和でしたが、水中の透明透視度ほぼゼロメートルでした!!

    実働する参加者は、学生潜水部やダイビングサークルなどの団体が多かったのですが、中には 「近くに住んでいるので一度参加してみたかった」とご夫婦で来場されたベテランダイバーのご夫婦の方などもいらっしゃいました。



    この活動は元JUDF理事長の須賀次郎氏が発案し1996年より始められたことから、古くからのJUDF会員様にはおなじみのイベントですが、須賀氏はこの日も元気な姿を見せてくださいました(御年89歳)。氏は永年にわたりお台場で水中生物の調査や観察を続けており、最近は砂地にアマモを植えて経過を観察しているそうです。

    一般参加者:
    スキンダイバー 8名 スクーバダイバー 37名
    スタッフ:
    JUDF 9名、DAN JAPAN 2名

    収集したゴミの量は、海浜清掃で可燃ごみ・不燃ごみ、カン、ビン、ペットボトル計178kg、海底清掃で26kg、双方合わせて204kgとなりました。




    こんな活動ですが、ご興味をお持ちの方は、次回(海浜清掃は9月、海底清掃は来年6月)参加をご検討されてはいかがでしょうか?
    スキンでもスクーバでも、器材を持参するのが面倒なら手ぶらで海浜清掃でも、のんびり気軽に参加できます。
    もちろん、スタッフでやってみたいという方がいらっしゃいましたらご遠慮なく次回の告知時にお問い合わせ下さい。

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