JUDF|スクーバダイビング 指導団体 全日本潜水連盟

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  • 2022.05/18

    2022世界トライアスロンシリーズ横浜大会 参加報告



    去る5月14日、15日に横浜山下公園周辺で「2022世界トライアスロン横浜大会」が開催されました。JUDFでは今年も15日に行われたエイジクラス(一般参加の部)、スイム部門での水面監視の支援を実施しました。当日のお天気はあいにくの曇天ではありましたがなんとか雨は降らずに持ちこたえてくれ、JUDFメンバーは担当理事をはじめ総勢14名の方にご参加いただきました。

    今年の大会においては、参加者数では1,444名と例年並みの賑わいを取り戻しつつありましたが、昨年大会と同様に感染症対策は徹底していました。スタッフのマスク着用や手指消毒、選手においても競技終了時にスタッフが一人ずつマスクを渡して着用を促していました。観戦については、今大会では緩和されたこともあってそれなりの観客数があり、会場周辺も結構な賑わいを見せていました。久々の感覚ですが、イベントの賑やかさというのは見ているだけでもワクワクしてきますね。

    さて、この大会における我々ダイバーの任務は、水泳中の競技者が万が一溺水して沈水した際に水中から引き揚げるということにあります。競技中は多数のライフセーバーも水面監視にあたっていますが、ひとたび要救助者が沈水してしまうと、彼らのみでは救助しきれないそうです。

    当日はスタートからしばらくの間、かなり強い風が吹いており水温も20℃程度と、ややハードなコンディションでした。その影響もあってかリタイアする競技者の数は競技前半の時点で20名を超えており。最終的には例年よりもかなり多かったように感じます。

    実際に選手たちの姿を目の当たりにすると、不屈の精神といったようなパワフルさに圧倒されました。彼らの姿はコロナ禍での内向きになった気分を吹き飛ばしてくれそうです。

    幸い今回も競技者、スタッフともに重大事故などもなく無事に大会終了を迎えることができました。
    大変な状況の中、今回ご協力いただいた参加者の皆様、ご参加大変ありがとうございました。
    この大会は来年も開催され、JUDFでも協力を予定することと思います。その時にはぜひたくさんの方のご参加をお待ちしています。

    報告: E-373 田嶋

     

    【ギャラリー】 
    写真で見るJUDFの大会支援

    トライアスロンは山下公園を中心に、その周辺一帯が競技会場となっています

     

    我われ JUDF 潜水士チーム用のテント

    もちろんJUDFの団体旗も掲げて密かにアピールしちゃいます♪

     


    山下公園の海側は、ランとバイクの競技コースになっています

     


    ポンツーンからのスタートは、安全のために一斉スタートではなく、
    1人ずつ時間差でスタートしていく「ローリングスタート」方式

    スタート直後の万一に備えて、ダイバーも待機しています(右端水面)

     

    スイムのコースは1週750m ブイを目印に周回します

     

    水面監視中のダイバー(右下)

    コースアウトしそうな選手には進路を誘導したりもします

     


    今回の参加メンバーでの集合写真

    早朝よりお疲れ様でした!
    右後方の大桟橋に停泊しているのは豪華客船「飛鳥Ⅱ」

     

     

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