海と日本プロジェクト in 晴海 2019 出展報告!

2019年7月15日(月・祝:海の日)、東京晴海ふ頭で開催されたイベント「海と日本プロジェクトin 晴海」に例年通り出展してきました。

このイベントは、国土交通省、総合海洋政策本部、日本財団が主催し、「海洋国家日本」として海と日本人の絆を深く想い、海の恵みを次世代の子どもたちに広げていくため、各地で開催されるオールジャパンプロジェクトの一環で、JUDFでは今年も(一社)日本潜水協会、種市高等学校海洋開発科との共同ブースを出展し、JUDFはスポーツ・レジャーダイビングの啓発活動を行いました。
このような公的イベントへの出展は、他の営利指導団体では参入することの難しい、私たち非営利組織JUDFならではの活動です。

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展示ブースでは、JUDFの活動やダイビングの素晴らしさを啓発するポスター展示のほか、JUDFチラシ&スノーケリングチラシの配布、毎年好評の水中フォトポストカードのプレゼント、フルフェイスマスクを使ったスクーバ呼吸体験、ダイバーコスプレ記念写真撮影などを行い、多くの人にスポーツ・レジャーダイビングについてアピールすることができました。

今年も水中フォトポストカードは全10種類。すべて新作です。
昨年はほぼ10枚1セットで配布しましたが、今年は「10種類の中からお好きな絵柄を5つ選んでください」としたところ、
IMG_20190715_154024人気の順位は、
第1位 ウミガメのシルエット
第2位 カクレクマノミ
第3位 ハタタテハゼのペア
第4位 アマミホシゾラフグの営巣
第5位 ハナキンチャクフグの幼魚
第6位 ミナミハコフグの幼魚
第7位 アオリイカ
ビリ3  ミジンベニハゼのあくび
ビリ2  モンガラカワハギ
ビリ   ニシキフウライウオ   でした。

テッパンの人気ぶりは、やはり一般の方にわかりやすい、ウミガメとニモ(カクレクマノミ)でした。ウミガメはほとんどの人が選んで、午後1時過ぎには売り切れてしまう人気ぶり。カクレクマノミも僅差でなくなりました。
意外だった(失礼!)のは、ちょっとマニアックかな?と心配していたアマミホシゾラフグ。予想外にとても人気が高く、「『ダーウィンが来た』で見たミステリーサークルだ!」と知っている人がとても多かったです。
撮り手としては、ミジンベニハゼ(のあくび)が一番撮るのが大変で時間がかかっていて、表情もかわいいと思い入れがあったんですが、一般的な人気には結びつかなかったようです(泣)
ニシキフウライウオは、やっぱりダイバーでない方にはちょっとわかりづらくて難しかったですね。これは予想通り(笑)

ご来場の方からは、「去年ここでもらったポストカードで暑中見舞いを送って、とっても喜ばれましたよ!」という声も聞くことができ、大変うれしい思いもしました。

昨年から行っているスライドショー「海の中には不思議がいっぱい これがなんだかわかるかな? ダイビングクイズ」は中身をちょっぴりリニューアルして催行。
全7問のこの映像はなんだろうクイズをしながら、ヒント~正解のスライドを映して、その生物の生態などを動画で紹介・解説する約20分のプレゼンテーションです。
今年はマイク&スピーカーが使えたので、開始5分前ぐらいから集客のアナウンスができたので、3回の上映ともほぼ満席のたくさんの方に聞いてもらうことができました。

また、ダイビングクイズ以外のモニターが空いている時間には、いろいろな生物の生態水中映像や、つい数日前に副理事長が撮影してきた利島でのドルフィンスイミングの動画を自動上映で流し、子ども連れのファミリー層をはじめ、たくさんの人に海の面白さを楽しんでいただくことができました。(ホントーは種市高校のDVDなど、他にモニターで流す用意の画像はあったのですが、ほぼフルタイムをJUDFで独占使用しちゃいました。ごめんなさい!)

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無題

来年は東京オリンピックの開催があるので、このイベントが行われるかまだ不透明なようですが、レジャーダイビングを啓発することもJUDFの使命の一つと考え、こうした機会には今後も積極的に参加を考えていきたいと思います。

参加していただいたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした!

 

JUDF四国環境保全活動 第14回沖の島オニヒトデ駆除ダイビング開催報告

2019年5月25日、JUDF四国環境保全活動 第14回沖の島オニヒトデ駆除ダイビングが行われました。

参加者は総勢17名、好天、好海況に恵まれた最高のコンディションの中、過去最高の結果126匹 のオニヒトデを駆除することができました。

詳しいレポートは、JUDF Facebook ページ「ノート」にあげていますので、そちらをご覧ください(^^♪

http://u0u0.net/QmrW

次回のJUDF四国オニヒトデ駆除は、10月26日(土)の予定です。
ぜひご参加ください!

2019ITU 世界トライアスロンシリーズ横浜大会 参加報告

2019年5月18~19日、トライアスロン世界大会が横浜山下公園で開催され、JUDFでは19日のエイジの部(一般参加者)スイム部門の海上支援を担当してきました。
今年は横浜市が開催して10年の区切りの年で特別な思いがあったようで、一般の部もパラトライアスロン参加者が40名、一般選手1700名の過去最大の参加規模でした。

今年は天候にも恵まれ、例年は低水温でリタイア選手が続出していたところ、海面水温も20度を越している好コンディションで、救護された選手は16名と過去最低の喜ばしい状態で、重傷者は見られませんでした。全体的に見ても大きな事故は無く、無事終了しました。

今年は、来年の東京オリンピックの選考対象となっているため、18日のエリートの部門は熾烈を極めたようです。
日本人選手の最高順位は3位と奮闘した成績でした。観客者総数も過去最高の14万人を超す大盛況のうちに終了しました。

参加されたJUDFスタッフの皆さん、お疲れさまでした。

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スタート前の風景

 

2019横浜トライアスロンレセプション・パラエリ-ト選手

2019横浜トライアスロンレセプション・パラエリ-ト選手

 

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JUDF(全日本潜水連盟)は 映画「海獣の子供」を 応援しています!!

「海獣の子供」
原作:五十嵐 大介(IKKI COMIX)

自然世界への畏敬をベースに、一人の少女と二人の不思議な少年の
ひと夏の邂逅を描いた、海を舞台にした海洋冒険ファンタジー。

・第38回日本漫画家協会優秀賞
・第13回文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞
・第12回手塚治虫文化賞ノミネート

この作品が、日本アニメーション界の異才が結集して、
壮大なスケールの長編アニメーション映画として制作・公開されます。

監督:渡辺 歩 (映画ドラえもんシリーズ、宇宙兄弟ほか)
音楽:久石 譲(もののけ姫 など スタジオジブリ作品ほか)
アニメーション制作:STUDIO4℃(鉄コン筋クリートほか)

キャラクター/声優陣 も 実力派のキャスティングが勢ぞろい。
安海琉花/芦田愛菜
海/石橋陽彩  空/浦上晟周
アングラ―ド/森崎ウィン
安海正明/稲垣吾郎
安海加奈子/蒼井優
先生/渡辺徹  ジム/田中泯
デデ/富司純子

映画主題歌は、なんと、米津玄師 の書下ろし新曲
「海の幽霊」に決定!!

公開は、6月7日 全国ロードショーです。

JUDF は この映画「海獣の子供」とタイアップして全面的に応援しています!!

なんと!映画のエンドロールの協力団体に
「全日本潜水連盟」のクレジットも入る予定!!!

皆さん、絶対に映画館に足を運んでくださいね!

映画「海獣の子供」公式サイトはこちら
https://www.kaijunokodomo.com/
JUDF×「海獣の子供」タイアップのお知らせはこちら
https://www.kaijunokodomo.com/news/

 

【海獣の子供】差し替えポスターweb

 

学生ダイバーの皆さんから、活動報告「ダイバー版 MY行動宣言」をいただきました

JUDFの活動ではありませんが、
総会のお手伝いにも来てくれた東京海洋大学潜水部も参加されている「関東学生潜水連盟」の皆さんから、環境保全に関する活動「ダイバー版 MY行動宣言」のご報告をいただきましたのでお知らせします。

 

「MY行動宣言」とは、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が提唱している、地球の生物の多様性を守っていくために一人ひとりができることから環境保全を意識して活動していこう、という5つの行動宣言です。

【MY行動宣言】(一部略)
① たべよう:地元で採れたものを食べ、旬の物を味わいます
② ふれよう:自然の中や動物園などに出かけ、自然・生物に触れます
③ つたえよう:自然のすばらしさを写真や絵・文などで伝えます
④ まもろう:自然と、人・文化のつながりを守るために活動します
⑤ えらぼう:エコラベル製品など、自然に優しい商品を選びます

https://undb.jp/about/

MY行動宣言の紹介 TOP


 

関東学生潜水連盟では、2018年の国際サンゴ礁年に関する取り組みの一つとして、これをダイバー版にフィックスしたものを作成。
3月1日に環境省で発表し、環境大臣表彰をいただいてこられました。

garenposter(東京海洋大学のポスター発表)

gakuren(サンゴ保全活動を行ったサポーター・スポンサー企業と並んで環境大臣表彰)

gaurenhappyou(「ダイバー版MY行動宣言」スライド発表」in 環境省)

【ダイバー版 MY行動宣言】
1)  たべよう:ダイビングに行った際は地方の特産をたべよう!
2)  ふれよう:ダイビングをして自然や生物とふれ合おう!
3)  つたえよう:SNSを通して海の素晴らしさや現状を拡散しよう!
4)  まもろう:ダイビングに行く際は無駄にゴミを出しません!
5)  えらぼう:環境負荷の少ないシャンプーや日焼け止めをえらぼう!

説明用ホームページはこちら↓
https://undb.jp/action/action_flyer/flyer_diver/

 

また、啓発用の動画もYoutubeで発信しています。ぜひご覧ください。
kantougakuseiyoutubehttps://youtu.be/3rSyvq_R0OU

 

「ダイバー版 MY行動宣言」なかなかいいですね~♪
ダイビングを通じて、自然・環境保護にも役に立っていきたい、という若者の気持ちがビンビン伝わってくるじゃーありませんか!

 

宣言は、賛同して宣言してくれた人の「数」が成果になります。
皆さんも下のリンクからクリックして、ぜひ宣言に参加してあげてください!!

ダイバー版 MY行動宣言→ https://goo.gl/a6qjQk

 

 

第7期 会員総会 講演会 懇親会が開催されました

(一社)全日本潜水連盟では、次に要項で 2018年度の年次総会を開催しました。

開催日: 2019年2月24日(土)
場 所: 第一ホテル両国 5階 北斎Ⅰ
時 間: 総 会 14:00~16:00
講演会 16:00~18:00
懇親会 18:00~20:00
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総会議案では、昨年度の事業報告、会計決算報告および監査報告、今年度の事業計画案・予算案などが審議され、無事に承認されました。

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また、委員会報告として、教育委員会より第8次認定基準改定案、広報委員会より今期のJUDF PR計画、総務報告としてCカード申請や新規認定指導員に関する規定の変更 などが説明されました。

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総会後の講演会は、今年は「神奈川県立 生命の星・地球博物館」の瀬能宏先生をお迎えして、「水中写真を使って魚を調べよう ~市民参加型画像データベースの構築と魚類の多様性研究」というご講演をいただきました。

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ご講演では、博物館のお仕事は・集める・調べる・伝える ことであり、そのお仕事の一環として、ダイバーからの魚の問い合わせが急増したこと、ダイバーの情報からは新発見が多いことなどから着想され、現在もデータを収集している「魚類写真資料データベース」の構築についてお話しいただきました。

ダイバーによる水中写真は、基本的にログブックを伴っていることから、生息場所や生息深度などの基本情報が正確にわかるため、学術情報としてとても有意義なのだそうです。皆さん、ログブックはきちんとつけましょうね(笑)

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ご講演後半の、魚類の多様性研究 では、リュウグウノツカイとフリソデウオの幼魚の同定に苦労されたエピソードや、フシギウオという魚の幼魚の大きな腹ビレが、ダイバーの写真によって、本体のダミーとして機能していることがわかったお話、また、これもダイバーによる水中写真によって、テッポウエビの仲間がダテハゼとの共生の中で、ハゼの糞をなんと食餌としていることが発見されたお話など、たいへん興味深い楽しいお話をたくさん聞かせていただくことができました!

「魚類写真資料データベース」はこちらになります。

http://fishpix.kahaku.go.jp/fishimage/

データベースでは魚の写真情報は随時募集していますので、これはと思う写真がありましたら、ぜひ登録をお願いします。

また、調べても名前のわからない魚についての問い合わせにもお答えいただけるのことですので、自力を尽くしてどうしてもわからない魚がいましたら瀬能先生にお尋ねになってはいかがでしょう。もしかするともしかして、新種発見!なんてことになるかもしれませんよ~♪

瀬能先生のメールアドレスは こちら→ senouアットnh.kanagawa-museum.jp

(アット を アットマークに変えてください)

瀬能先生! 本当にありがとうございました!!

 

 

懇親会では、全国から集まったJUDF指導員や若いダイバーの方々が、自己紹介をしたり旧交を温めたりしながら和気あいあいに情報交換、意見交換を行い、こちらも非常に楽しく有意義なひと時となりました。

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今年総会に参加できなったJUDF会員の皆さん、来年度総会では会の定款改定の議決を予定しています。来年の総会には必ず参加してくださいね!

 

また、講演会でこんな先生のお話が聞きたい、なんていうリクエストやアイデアがありましたら、ぜひ事務局までご意見をお聞かせください。(実現できるかどうかの保証はできませんが…)

 

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第15回 湘南オープンウォータースイミング大会2018 レスキュー参加報告 

9月1日(土)・2日(日)、第15回湘南オープンウォータースイミング大会2018が開催され、レスキュースタッフとしてJUDFメンバーが参加してきましたのでご報告します。

大会は、秋雨前線と台風の影響による南西風と1mを超える高いうねりの影響がで、1日に予定していた10㎞コース競技は大変残念ながら中止となりました。

翌2日の2.5㎞コース競技も、レース開始時には雷が発生、中止の危機に見舞われましたが会場の情熱でしょうか1時間ほどで雨も雷も収まり、レースをスタートすることができました。

悪条件の中、選手の皆様は待ち時間も長くなり、コンディションの維持は大変だったようですが、レース自体は事故もなくスムーズに運営されました。また、オープンウォータースイミングはオリンピック大会種目であることから、今回の大会にも複数名のオリンピアンの参加もあり会場は大変に盛り上がっていました。サポートスタッフとしても大変に手ごたえのある大会であったと思います。

選手の皆さんお疲れさまでした。そしてJUDFメンバーを含めスタッフの皆さまお疲れさまでした。ありがとうございました。

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「第41回 鳥人間コンテスト 2018」レスキュー支援報告

読売テレビ夏恒例の人気イベント「鳥人間コンテスト2018」が、滋賀県彦根市の松原水泳場で7月28日(土)、29日(日)、に行われ、今年もレスキューサポート活動に参加してきました。

しかし今年はご存知の通り、この週末は関東から本州を逆走横断する迷走台風12号とちょうどぶつかってしまい、28日の「滑空機部門」はなんとか行われましたが、29日に予定されていた「人力プロペラ機部門」は大変残念ながら中止となってしまいました。

当日の収録は、日本テレビ系列で8月29日(水)午後7時から放送されます。どうぞご覧ください。

鳥コン会場設営中

鳥コン飛び立ち台 鳥コン水上バイク

コレはオフレコですが、今回の台風は急に発生した上にルートの予測が難しかったのですが、日曜のフライトは厳しそうなので土曜日のうちに日曜フライト予定の飛行機を数機飛ばせました。
その辺も含め楽しみしていてください(^^)

もう一つ、22日19時からの「1周回って知らない話」(日本テレビ)にも、レスキューが少し取り上げられるのでそちらもご覧ください。

 

第31回沼津千本浜トライアスロン大会 支援報告

2018年7月22日、沼津千本浜トライアスロン大会が開催され、レスキューサポートの支援活動を行ってきましたのでご報告します。

大会は、晴天の状態で順調に行われました。
今回は日程変更の都合で現地静岡のJUDFスタッフの都合がつかず、関東近郊から4名が出向しての支援活動となりました。

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早朝6時より本部役員、ライフセーバーの方々と打ち合わせ&準備、体制を整えて開始を待ちました。

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50mの試泳コースでウォーミングアップした147名を先頭に700mコースを4グループ総計380名が順次猛然とコースロープに沿って挑んでいきました。

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引き続き500mコースの選手145名の挑戦も始まりました。この頃より千本浜特有の潮の流れが強くなり、最終500m最終グループは中止となりました。

後のバイク、ランは順調に行われ、最終的にはゴールポストに次々と選手・チームが入り、拍手のうちに迎えられました。

支援に参加された皆さんご苦労様でした。