今年で15回目となる「ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」は、今年も5月17日(土)、18日(日)に横浜港山下公園で開催されました。JUDFでは18日に行われたエイジクラス、スイム部門でのレスキュー支援に参加しました。
詳細及び大会の様子(写真)につきましては、以下のリンクをご覧ください。
今年で15回目となる「ワールドトライアスロン・パラトライアスロンシリーズ横浜大会」は、今年も5月17日(土)、18日(日)に横浜港山下公園で開催されました。JUDFでは18日に行われたエイジクラス、スイム部門でのレスキュー支援に参加しました。
詳細及び大会の様子(写真)につきましては、以下のリンクをご覧ください。
2025年9月20日(土)・21日(日)に伊豆・伊東ビーチで開催された、障害者向け体験ダイビングイベント「すくすくプロジェクト」に、JUDFとして共催・参加してきましたので報告いたします。
【イベント概要】
イベント名: すくすくプロジェクト
開催日程: 2025年9月20日(土)、21日(日) (19日(金)打合せ及び練習日)
開催場所: 伊東ダイビングサービス、伊東ビーチ(新井の浜)
開催形態: 主催 すくすくハウス
共催 HSA(Handicapped Scuba Association)
(一社)全日本潜水連盟
KAKO-MARINE Project
協力 グロービス・スキューバダイビングクラブ
【企画の背景とJUDFとの関わり】
この企画は、JUDF会員である栫 幸宏(かこい ゆきひろ)指導員が立ち上げた、身体障害者を対象とした体験ダイビングイベントで、今年で3年目を迎えます。
主催の「すくすくハウス」は千葉県柏市にある障害者支援事業所で、共催の「KAKO-MARINE」は栫指導員の事業名、「グロービス・スキューバダイビングクラブ」は栫指導員が代表を務める経営大学院のダイビングクラブです。
HSAという団体名にはあまりなじみがないかもしれませんが、フルフェイスマスクを用いた障害者向けのダイビング指導や、障害者対応のインストラクター及びサポートダイバーの養成などを展開している専門の指導団体です。

先年、栫指導員からJUDF役員に対し、「自分が興したこの企画が、年々参加者が増え盛況となっている。JUDFとしてボランティアスタッフに協力してもらえないか」との提案がありました。こうした活動はJUDFの基本方針の一つ「ダイビングを通じた社会貢献」にも合致することから、理事会に諮り、連盟の今年度の年間事業として正式に共催として参加することとなりました。
【実施内容と参加者の構成】
体験ダイビング会は20日(土)・21日(日)の2日間にわたり実施されました。参加者は日ごとに異なり、初日は「すくすくハウス」の利用者(障害者)の方々、2日目はそのご家族(きょうだい児と保護者)に加え、栫指導員が冬季に取り組んでいるチェアスキー指導の利用者の方々(障害者)が参加されました。
「きょうだい児」とは、障がいのある兄弟姉妹を持つ健常児のことで、家庭内で親の関心や支援が障害を持つ兄弟に集中しがちなため、心理的な孤独感や我慢を強いられることが多いとされます。今回の企画では、そうしたきょうだい児にもダイビング体験の機会を提供することで、家族全体の理解と絆を深めることを目的としています。
20日は9名の障害者の方、21日は、障害者4名・きょうだい児2名・親御さん等ご家族9名の方にご参加いただき、体験ダイビングや海遊びを楽しんでいただきました。
さらに、参加者の思い出を形に残すため、伊東を拠点に活動されている水中写真家・佐野誠一郎さんにご参加いただき、参加者一人ひとり、そしてご家族ごとの記念写真を撮影していただきました。海に潜れた笑顔の写真は、皆さんのかけがえのない記録となったことと思います。
【JUDF参加者と事前練習】
今回JUDFからは、山本理事長、中嶋監事、中谷監事、田嶋理事、石﨑と松下さん(会員外)が参加しました。山本理事長以外は障害者ダイビングのケアは初めての経験ですので、前日の19日から現地に入り、HSAの方から、車椅子での人の運び方、フルフェイスマスクの取り扱い方、車椅子に乗せた状態でのエントリー/エキジット、器材の装着~障害者ケアのダイビング体験の方法、などについてレクチャーを受け、実技練習を行いました。
HSAインストラクターからのレクチャー
車椅子ゲストのハンドリングなどの実技講習
インストラクター・サポートスタッフ・障害者役などをそれぞれに体験


【当日の活動】
当日は、障害者やきょうだい児の参加者一人一人に個別の担当者をつけ、またその他の人員を、水際担当・ダイビングメインスタッフ・ダイビングサブスタッフの各パートに分けて体験ダイビングをサポートしました。
・水際担当:フルフェイスマスクの装着と脱装、エントリー/エキジットの補佐
・メイン:フルフェイスマスクへのエアー供給(タンク)
体験ダイバーの体勢コントロール
・サブ:体験ダイバーの誘導・先導

フルフェイスマスクを使用した体験ダイビングでは、はじめは海を怖がったり、緊張から身体がこわばったりしていた子どもたちも、徐々に海の感触やレギュレーターからの呼吸に慣れ、カメラマンに向かってピースサインを送るほどにリラックスしていきました。

水中を見ながらゆっくり一周すると、魚を見つけて指をさし、大きく喜びを表す姿も見られました。体験を終えた後には、「もう一度もぐりたい」「もっと深く潜ってみたい」といった声も上がり、ビーチはたくさんの笑顔に包まれていました。


きょうだい児はご両親とそろって体験ダイビング!
ダイビングの後のランチタイムには、炭火で焼いたホットサンドやフランクフルト、冷やしうどんなどを楽しんでもらいました。

午後に行ったスイカ割りでは、車椅子の子どもたちが振り下ろした棒がスイカに命中した瞬間には、大きな歓声と拍手が送られていました。ビーチサイドでのこうした活動は、参加された方たちにとっては大変珍しい経験で、忘れられない一日になったのではないかと思います。

【今後のJUDFとしての関り】
今回の活動は、JUDFにとっても新しいチャレンジであり、障害者支援の現場に直接関わる貴重な機会となりました。初めて経験することも多く、3日間を通じて多くの学びと気づきを得ることができました。
帰りの車窓から大きく手を振ってくれた子どもたちの笑顔は、私たちスタッフにとっても忘れがたい感動を残してくれました。ダイビングを通じて、参加者の心に残る体験を届けることができたことは、JUDFの理念「ダイビングを通じた社会貢献」の実践そのものだと感じました。
来年以降もこの企画が継続されるようであれば、JUDFとしても引き続き協力していきたいと考えています。ご興味のある方は、ぜひ次回の企画に参加してみてください。
この現場での体験は、インストラクターとしての視野を広げるだけでなく、ダイビングの可能性を再発見する貴重な機会になるものと思います。
企画・実行にご尽力された栫指導員、すくすくハウスの皆さま、HSAのスタッフの皆さま、そして当日ご活躍いただいたグロービス・ダイビングクラブをはじめ、多くのボランティアスタッフの皆さま、そして、ご参加いただいた皆さまとご家族の皆さま、すべての方々に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
(E-238 石﨑宏人)


2025年7月25日(金)から27日(日)にかけて、琵琶湖にて開催された「Iwatani スペシャル 鳥人間コンテスト2025」(主催:読売テレビ)に、ボランティアレスキューチームの一員として参加いたしました。

「鳥人間コンテスト」とは
「鳥コン」の愛称で親しまれている本大会は、「プラットフォーム」と呼ばれる高さ10mの離陸台から人力飛行機を飛ばし、その飛行距離を競うテレビ企画のコンテストです。

競技は、ペダルを漕いでプロペラを回す「人力プロペラ部門」とグライダーのように滑空する「滑空機部門」に分かれており、各チームが創意工夫を凝らした機体で挑戦します。
飛行機がプラットフォームを離れると、カメラボート、距離測定ボート、ドローン操縦ボートが追走し、レスキューチームは水上オートバイおよびレスキューボート2艇にて安全確保・支援業務を担当します。

レスキューチームの活動は以下の3部署で構成され、それぞれが適宜ローテーションしながら業務を遂行します。
活動概要
7月25日(金)準備日 午後到着後、レスキューチーム本部(テント)の設営、備品準備、湖面設備(ブイ等)の設置を実施。東海大学・東京海洋大学・中央大学などのダイビング部所属の学生を対象に、湖面でのレスキュートレーニングも行いました。 夕方にはハンググライダーによるリハーサルが実施され、実際の救助および回収手順を確認しました。


7月26日(土)競技1日目:人力プロペラ部門
気象条件により飛行の成否が左右される中、競技は順調に進行。13チームの飛行が終了した時点でタイムアップとなり、最終チームの競技は翌日に持ち越されました。

7月27日(日)競技2日目:滑空機部門
朝一番には、東北大学の人力プロペラ機が飛行(結果については後日放映をご覧ください)。その後は滑空機部門がスタートし、順調に回転しました。 飛行距離の長短にかかわらず、各チームの挑戦に熱意が感じられ、湖面では笑顔や悔しさが交錯する印象的な時間となりました。

本大会の様子は、以下の日時にテレビ放映予定です:
📺 2025年9月3日(水)19:00〜 日本テレビ系列にて放映
ぜひご覧いただき、熱い挑戦と安全支援の舞台裏にもご注目ください。

今回初めて参加していただいた、中央大学、東京海洋大学の学生さんたちから参加レポートをいただきましたので追加掲載します。
【鳥人間コンテスト2025 参加レポート】
2025年の夏、これまでテレビでしか見たことのなかった鳥人間コンテストに、JUDFの学
生ボランティアとして関わる機会をいただきました。まさか自分が、あの熱いドラマの裏
側に携わることになるとは思ってもみませんでした。
今回はレスキュー要員として参加しました。特に印象深かったのは、人命救助の最前線で
した。過去、トライアスロンにJUDF学生ボランティアとして2度参加し、いずれも無事故
で終えられた経験はありましたが、今回は常に「浮力体のない人間を救助する」という張
り詰めた緊張感の中で活動でした。
しかし、その緊張感を和らげ、力強く感じさせてくれたのが、毎年参加しているプロのレ
スキューチームでした。特に、水上バイクで誰よりも早く現場に駆けつけ、レスキューす
る姿や何艇ものボートで駆けつける様は、まさに「真のレスキュー」そのものでした。機
体回収が主な役割だった私ですが、船長の機体の動向を予測しながらの操船技術や、機体
を迅速かつ安全に回収するためのロープワークなど、間近で見る専門技術の一つひとつが
、大きな学びとなりました。
また日頃、ダイビングでボートに乗る機会はあっても、専門的なロープワークを学ぶ機会
はなかったので、船の係留や機体を固定する際に教えていただいた技術は、大きな収穫で
した。
またレスキュー業務の中で各大学、企業が青春のすべてをかけて作り上げた機体を追いか
け、そして、1フライトにすべてかけ、全力で応援する仲間たちの声援と一喜一憂。テレ
ビ画面越しでは感じきれなかった、あの特別な空気に自分も包まれているという事実に、
胸が熱くなりました。現場にいるからこその体験でした。
大会の成功は、華やかな表舞台だけではなく、レスキューをはじめ、裏方一人ひとりの力
によって支えられていることを実感しました。人命救助という最も重要な任務を完遂する
ため、プロフェッショナルな方々と共に活動できたことは、私の人生にとってかけがえの
ない経験になりました。(中央大 4年 B.K.さん)
初めて鳥人間コンテストのレスキュー活動に参加させていただき、パイロットのレスキ
ュー補助やプラットフォーム下での待機、水上バイクによる機体の破片回収などを担当し
ました。間近で見る飛行機の迫力には毎回興奮しましたが、不安定な飛行で今にも着水し
そうなときには、一気に緊張感が高まりました。特に印象に残っているのは、先輩方がレ
スキューに向かう姿を間近で見たときです。どんな状況でも落ち着いて動き、的確に声を
かけて安全を確保していて、その一瞬の判断と動きは経験を通して得られるものだと思い
ました。一方で、自身が実際にレスキューに向かった際には、見ていたときとはまったく
違う緊張感がありました。状況が常に変化する中で、自分が今何をすべきかを瞬時に判断
しなければならず、とても難しく感じました。それでも、訓練で教わったことや先輩の姿
を思い出しながら行動することで、最善を尽くせたと思います。この経験から、ただ知識
や技術を持っているだけではなく、それらを発揮するための心構えと経験の大切さを強く
実感しました。今後、ダイビングや海での活動中に万が一レスキューが必要な状況に直面
した際には、今回の経験を活かして冷静に行動し、スムーズな救助に貢献したいです。(中央大 4年 H.R.さん)
今回初めて鳥人間コンテストのレスキューに参加させていただきました。昨年参加した先
輩からとても良い経験になるということを聞いていたので、今年の参加を楽しみにしてい
ました。
会場は琵琶湖ということで、普段潜っている海とは異なる環境でした。プラットフォーム
下で落下してくる機体に備え待機するのですが、機体の準備や風の調子により待機時間が
長くなることが多くありました。その間に、プラットフォーム下でブラックバスなどを観
察することができ、淡水ならではな環境を体験することができました。
本題のレスキューに関して、実際に私たちが人をレスキューすることはなかったですが、
緊迫した実際の人のレスキューを見ることができました。自分は機体の回収をしましたが
、緊張感のある現場で素早さが求められました。そこで冷静に判断し行動に移すことが重
要で、これはどのレスキューにも共通することであります。命を守るため、事前に訓練を
し、常に動けるように予測しておくことが必要です。普段の活動から意識したいと思いま
した。
また、鳥人間コンテストに参加している同じ学生の姿を見て感じたこともありました。思
うような結果にならなかったチームもあり、涙している学生も少なくありませんでした。
そこまでに打ち込む姿に感動しました。私もそのように何か熱中してやり遂げたいと思い
ました。
また機会があれば、鳥人間コンテストのレスキューに参加させていただきたいです。(東京海洋大 2年 S.K.さん)
私は初めて鳥コンテストに参加して、様々な経験をさせてもらいました。
今回自分は、主に機体の回収と、プラットフォーム下での待機、機体片回収をしました。
プラットフォーム下では、琵琶湖に向かい飛び立っていく機体を水面近くから見るという
貴重な体験ができました。そして機体回収の際は、飛び立つ飛行機が着水するまで見届け
られたので、選手の努力、そして機体の作りこまれている様子を間近で見られました。
こういった鳥人間コンテストならではの経験と共に、今回自分はレスキューにおける重要
なことを学べたという風に考えています。私は普段、大学の部活内でダイビングをしてお
り、セルフダイビングに行くことも多くあります。部活動内でレスキューの練習をしては
いるものの、実際にそういった状況に直面したことはありません。しかし今回の鳥人間コ
ンテストのレスキューでは、機体を長時間、全力で操縦したパイロットが浮力になるもの
を持たずに着水するという状況が当然起こりえます。こういった時にレスキューの方は、
着水した瞬間にボートから飛び込み、一瞬でパイロットのもとにたどり着くのです。そし
てパイロットに対して、「もう大丈夫ですよ。レスキューチューブにつかまってください
。」と優しく声をかけていた。私はこういった迅速さと、相手を安心させてあげられる一
言をかける事がレスキューに必要なのだと感じました。
初めての参加ということで、この鳥人間コンテストの会場全体の選手や応援する観客の緊
張感を感じただけでなく、レスキューの人たちの大会運営と選手の安全を第一に考える迅
速な行動にとても感心しました。鳥人間コンテストのような人々の夢が詰まった番組には
、陰で支えてくれるレスキューの人々がいるから成り立つのだと感じました。非常に学び
があり、楽しかったです。また是非参加したいです!(東京海洋大 2年 S.S.さん)
私は、昨年度鳥人間コンテストのレスキューに参加していた先輩からの話を聞き、人生
でこんな経験ができる機会はなかなかないと思って参加させていただきました。初めてこ
のようなレスキュー活動に参加させていただきましたが、実際に目前で行われるレスキュ
ーの方々の動きを見ていて、いかに迅速に動けるかが大事であるかを知りました。特に、
レスキューの人が、素早く動いているジェットスキーから要救助者の手前で飛び降りたと
きは、本当に一分一秒、できる限りの最速で助けに向かっているのだと知り、驚きました
。
また、鳥人間コンテストに参加する人たちの思いを直接感じることができました。着水
した機体を綺麗な形で船の上に回収できた帰路、その翼が風を受けてまだ飛ぼうとしたの
です。まるで着水してもなお、その機体のチームの思いを背負って飛ぼうとしているかの
ように見え、鳥肌が立ちました。更に、それぞれの機体にはチームの寄せ書きがされてい
ました。それを見て、この猛暑の中、1時間以上も機体を動かし続けることができる理由
がわかった気がしました。
今回、テレビやスマホの画面越しではなく、鳥人間コンテストに直接関わることができ
るとても貴重な機会に参加することができました。レスキューでは、上記のことに加え、
大勢の人々の協力でこの番組が成り立っていたことなど、たった2日間とは思えないほど
のたくさんの大きな学びを得ることができました。この体験をもとに、人命救助により真
剣に取り組むようにし、人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。(東京海洋大 2年 M.Y.さん)
梅雨時で雨が心配される中、この時期恒例行事である「お台場海底清掃」が行われました。これは1996年から開催されているもので、今年で30周年を迎えました。第1回開催時はJUDF等で発案し、東京海上保安部に事務局を置いて、計画段階・事前調査では海上保安庁特殊救難隊と一緒にポイント調査・設定を行いました。
(昨年より「東京ベイ・クリーンアップ大作戦」から「お台場」を入れ一部名称変更)
第2回からは港区の外郭組織である(財法)港区スポーツふれあい文化健康財団(略称Kissport財団)へ事務局を移管、JUDFは実行委員会の中心組織として運営の実務に関わって参りました。
また東京ベイお台場クリーンアップ大作戦(以下、ベイクリと略)は年3回(6月・9月・11月)「お台場を泳げる海に!」をスローガンに実施され、主にビーチクリーンを行っています。

この内6月期にのみ環境週間に合わせて特別に作業許可を得て「海底清掃」が実施されているものです(主催:実行委員会は当JUDFをはじめ、港区・東京海上保安部・東京都港湾局・、)。
今回は1週間程前に海底清掃予定海域でのアマモ藻場造成工事がはじまったことが判明し、急遽現地で確認、工事責任者などとも打合せました。ベイクリ当日の工事は休工であるものの、目の前には大きなクレーン台船や艀があり、また前日の金曜まではその海域への土砂投入が続けられているので、当日の状況が掴めない状況でした。工事責任者と進行表に照らし合わせて水中状況を想像するしかなく、当方でも急遽想定図を作成し海底清掃の可否を検討しました(上図参照)。大潮の干潮時間となる為、これまでの潜水エリアとは状況が異なることが予想されるので、当日朝、JUDFのスタッフダイバーが予定ポイントの測深を入念に実施しエリアを決定することにしました。通常はエリアを3つに区分しスキンとスクーバでエリア分けするのですが、今回は中央部が土砂投入により極端に浅くなっている可能性がある為、急遽エリア分け変更案を作成し、状況に応じて柔軟に対応できるよう準備をしました。
前日金曜日には財団事務局と協議し、海上保安庁へ作業エリア、潜水計画一部変更の追加申請を行い無事に了承を得ることができました。

当日は、天気予報に反して時折り晴れ間ものぞき海風も心地よく、くつろいだ気持ちで滞りなく準備作業を行うことができました。危惧されたクレーン台船による砂投入については、9時からの潜水調査によってギリギリ海底清掃エリアから外れていることがわかりホッと胸をなでおろしました。事前に潜水調査できればいいのですが、お台場は、事前に許可を得た日時しかビーチから潜水することができないのです。

開会式は10時30分からはじまり、昨年港区長に就任された清家愛区長からは、区長自身もダイビングが趣味であるゆえ、親しみのある挨拶をいただきました。昨年に引き続き、今年も海上保安庁のカモメを模したマスコットキャラクター「うみまる君」が来てくれました。「うみまる君」は長時間の活動ができないので(中の人が倒れる!)先に記念撮影を行い、その後準備運動という流れで開会式を終えました。

11:00から海底清掃はスタートします。例年通り透明透視度は10~20㎝くらいで水深2m以下は真っ暗ですが、それでも一般参加ダイバーの皆様には、時間いっぱいまで海底のごみを集めていただきました。

今年の海浜清掃(ビーチクリーン部門)は699名のボランティアや企業などの皆様、海底清掃は「スクーバ42名、スキン5名の合計47名のボランティアダイバー」が参加、746名の参加となりました。これにJUDFからは管理ダイバー、及び陸上での管理スタッフとして計14名の方にご協力頂きました。
収集したゴミは、海浜清掃で可燃ごみ・不燃ごみ、カン、ビン、ペットボトル計162kg、海底清掃で55.5kg、双方合わせて217.5kgとなり、かなりの量となりました。

ボランティア参加者、並びに我々JUDFなど関係者にも事故・怪我などなく、作業は無事に終了致しました。港区や港区財団、また海上保安部などでも本行事の扱いは大きいとのことで、来年も実施したいと聞いています。どうぞ今後とも宜しくお願い申し上げます。
ご協力頂いた皆様、朝早くからありがとうございました。
■行事名: 東京ベイお台場クリーンアップ大作戦 (お台場海底清掃)
■日 時: 2025年6月14日(土) 朝8時~
■場 所: 東京都港区お台場海浜公園
■参加者(順不同)
倉田秀一、横山政昭、中嶋則雄、米沢秀記、田村日出幸、諏訪部英俊、田嶋一樹、新田匡、
杉山英雄、上田剛史、辻川陽子、青木寛明、松下直幸、中村雅人
主催:東京ベイお台場クリーンアップ実行委員会
事務局:(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団
担当:副実行委員長 中村雅人
リンク
2025年6月14日(土) 東京ベイお台場クリーンアップ大作戦を開催しました!
https://www.kissport.or.jp/event-report/info/?id=79497
【実行委員会構成団体】 順不同
一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会
一般社団法人 全日本潜水連盟
一般社団法人 東京臨海副都心まちづくり協議会
海上保安庁東京海上保安部
公益財団法人 日本海事科学振興財団 船の科学館
公益社団法人 関東小型船安全協会
公益社団法人 東京青年会議所港区委員会
公益社団法人 日本トライアスロン連合
デックス東京ビーチ
東京港埠頭株式会社
東京都港湾局 港湾経営部
東京都港湾局 東京港管理事務所
東京都島しょ農林水産総合センター
特定非営利活動法人 日本水中科学協会
港区
港区青少年対策お台場地区委員会
港区立小中一貫教育校お台場学園港陽小・港陽中学校
港区立台場区民センター
公益財団法人 港区スポーツふれあい文化健康財団
【協賛金団体】
一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会
お台場学園PTA
お台場合同自治会
株式会社 IDホールディングス
株式会社長門屋商店
THE TOWERS DAIBA 自治会
シーリアお台場五番街4号棟自治会
日本技研工業株式会社
港区青少年対策お台場地区委員会
【協力】
エアステーション世田谷
総会翌日の 2025年2月16日(日)、JUDF指導員研修会を開催しました。
場所は、JUDF事務局近くの「亀沢一丁目会館」。
スライドを用いた学科知識の講義
午前中は、BLS(Basic Life Support:一次救命救急)とAEDの使用法の研修会を一般のダイバーの方も対象として開催し、2名の講師を含めて全11名で行いました。
動画を使って、救命救急手順の一連の流れを確認
BLS/AED研修会では、一次救命処置(BLS)の手順についての学科講義の後、トレーニング用マネキンとAED練習機を使用した実技練習をみっちりと行いました。
人形を用いたトレーニングも徹底的に行います
午後は、DAN酸素プロバイダー研修会(午前午後を合せた履修ではDAN酸素インストラクターの更新研修会も兼ねる)を行い、講師1名を含め全12名が参加しました。
酸素キットの使い方はスクーバとは少し違いますのでしっかりと!
DAN酸素プロバイダー研修会では、酸素の重要性や危険性、減圧症の基礎知識を復習し、DAN酸素キットの組み立て方法から、減圧症が疑われるダイバー2名に酸素を供給するシミュレーションまでのトレーニングを実施し、最後に知識確認テストを行いました。

研修会に参加の皆さま、お疲れさまでした。
こうした研修会は、受講希望者が集まるようであれば、年間計画の9月・12月日程のインストラクター研修会でも開催可能です。
今回受講できず、研修を希望する方は、ぜひ事務局までご相談ください。
2025年2月15日(土)、第13期 ( 2024年度) 一般社団法人 全日本潜水連盟総会を開催しました。
会場は、昨年に引き続き、両国JUDF事務局の向かい、国際ファッションセンター(第一ホテル両国ビル )でした。
スカイタワーを望む素敵なロケーション!
Room113 昨年よりも広い会場でした!
今回の総会では、通常議案(前年度事業報告・決算報告・監査報告、次年度事業計画・予算案)に加えて、特別議案として一般社団法人の定款変更が提案されました。

定款の変更内容は、
・法務局から指摘を受けた法人法にそぐわない点を改正したもの(理事会の代理出席の認否、それに伴う理事会成立人数の変更、理事会における議事録署名人の整備)
・自主改定(条文の整合性の整備、句読点表記の統一)でしたが、
法人の定款変更は軽々しく行えるものではなく、全会員の3分の2以上の承認が必要な総会の専決事項になりますので、たくさんの方の出席(委任状の提出)が必要になるものですが、今回は皆さまのご協力により十分な数の出席数が集まり、無事に承認され、変更を行うことができました。
議案の後の報告事項では、新規インストラクターの紹介があり、ご来場の新会員から一言自己紹介とごあいさつもいただきました。
新インストラクター草野優太さん
新インストラクター松尾隆弘さん
昨年のCカード発行上位インストラクターのランキング発表もありました♪
来年総会ではここに名前を連ねることができるように、皆さまぜひ今年は張り切って、講習をお願いします!
また今回はサプライズで、永年功労者表彰として、昨年勇退された山下正夫前理事長に、感謝状と記念品が贈られました。

総会のあとは、久しぶりに講演会を開催しました。
今年の特別講演の講師は、魚類学者 林 公義先生です。
古いダイバーなら、「フィッシュウォッチング」や「ハゼ ガイドブック」などにお世話になった方も多いのではないでしょうか。
林先生はこれらの著者であり、永年 横須賀市自然人文博物館の館長をお勤めの後、現在は上皇陛下(平成天皇)の御用掛として、ハゼ研究のサポートをされている、まさに雲の上のような研究者の先生です。
ご講演の演題は、「魚類学者からダイバーに伝えたいこと」。
ところがここでハプニングが発生!
先生がJUDFの講演用に作っていただいたスライドを、コピーして入れて持ってきたはずのUSBメモリーに、スライドがきちんと保存されておらず、パワーポイントのスライドがない、という事態が判明!!! 大ピンチです!!
しかしそこは百戦錬磨の先生です。
お手持ちの写真と口頭のスピーチだけで、1時間余りのお時間を皆が引き込まれるようなとても楽しく興味深いお話をしていただきました。

しかしいかんせん、準備していた手順でお話は進まず興味深い資料の数々も見ることができず、、時間切れにもなってしまい、少々尻切れトンボというか、聴衆も先生も、やや不完全燃焼といった感じで講演を終えてしまいました。
先生は、「このままというわけにはいかない」とおっしゃってくださいましたので、ぜひ来年度総会で再講演を、とお願いしたところ、「是非!」と二つ返事で御了承をいただきました!
これは今から、来年の総会に大きな楽しみができました!

総会 / 講演会のあとは、昨年同様ホテルのレストランで懇親会を開催、お時間のある方には、指導員同士の顔を合わせての情報交換に、たっぷりと花を咲かせていただきました。




ご出席いただいたみなさん、ありがとうございました。
楽しい時間でしたね!
来年の総会には、今回以上のたくさんの方のお越しをお待ちしてます!
C カード協議会は、2024 年 6 月 8 日 (土)に城ヶ島ダイビ
ングセンター( 神奈川県三浦市) で、WORLD OCEAN DAY(
世界海洋デー)にビーチクリーンイベントを開催しました。
イベントには、約 120 名の様々な教育機関所属のダイビン
グショップとお客様が集合し、 40 名程の関係者やメーカー
と共に海岸や施設周りだけでなく、海中の清掃を実施しまし
た。
6 月 8 日は、WORLD OCEAN DAY(世界海洋デー)という国
連で制定された海の日になります。 世界中各地でこの日は
海に感謝をして海を守る行動をしよう!という活動が広まっ
ていま す。 今回のイベントは、この日に合わせ教育機関の
垣根を超えてダイバーが集まって、仲間と共 に海の清掃を
して、仲間と一緒に笑顔が溢れる思い出作りの一日になる
ことを目的に開催 しました。
清掃の合間に楽しんでいただけるように、陸上と水中に謎
解きというクイズを設置しまし た。問題を探しながら清掃をし
たり、水中でダイビングを楽しみながら問題を解いたりと、
上がってきてからも参加者皆で議論をして楽しむ姿も見られ
ました。休憩時間には、清掃風景を写真に収め、個人の
SNS に投稿して頂き、共通の#(ハッシュタグ)を付けたフォ
ト コンテストを実施したり、寄せ書きボードに今後のダイビン
グの目標を書いてもらったり、 沢山のメーカーにもご協力頂
き、モニター会を実施したりと、ダイビングの醍醐味である、
水中も陸上も楽しんでいただくイベントが行われ大いに盛り
上がりました。
参加団体一覧
≪一般参加者≫
【BSAC】 74 名 【DACS】 8 名 【JUDF】 2 名 【NAUI】 3名
【PADI】 32 名 計119名
≪開催スタッフ・協賛企業≫
【BSAC】 3 名 【NAUI】 5 名 【PADI】 9 名 【城ヶ島ダイビン
グセンター】 13 名 【Hanalima】 2 名 【Mobbys】 2 名
【MARES】 2 名 【TUSA】 3 名 【村上商事】 1 名 【GD
Outdoor】 1 名 【日本アクアラング】 2 名 【Stream Trail】 1
名 計44名
去る12月14日、第27回全日本スポーツダイビング室内選手権大会が、令和元年以来実に5年ぶりに開催されました。今回より主催者が(財)日本海洋レジャー安全・振興協会催に変わり、会場もこれまでの千葉国際水泳場から、なんとあのオリンピックレガシーの東京アクアティクスセンターになりました。

この大会は、1970年代からJUDFが開催していた「全日本水中スポーツ選手権」を前身にした競技会で、コロナ禍や東京オリンピックの影響で何年も中断していましたので、もうこのまま無くなるかもしれない、と寂しく思っていましたので、今回の開催の報せは大変嬉しく思いました。
大会には北は秋田から西は香川まで、36チーム216名のダイバーがエントリーしました。JUDFでは今回の記念すべき大会に、メルマガなどでスタッフだけでなく選手としての参加も呼びかけ、JUDFチームを編成し出場しました。私は今回この大会にスタッフ兼選手としてエントリーさせていただきましたので、結果をご報告いたします。

まるで大伽藍を模したような巨大な入母屋屋根が特徴的な東京アクアティクスセンターですが、習志野の千葉国際水泳場と比べると1.5倍くらいに広がったでしょうか。入り口を間違えると結構な距離を歩かなくてはいけません。前日からスタッフとして準備に入りましたが、プールの長手方向にも観客席があるのとメインプールと飛び込みプールとの間隔も広くなっていて、縦方向を遠望すると白いLED照明の効果も相まって、反対側が霞むように思えました。

今回JUDFは、計24名のスタッフを派遣し、主に選手招集と誘導、潜泳器材の準備などを担当しました。多少の変更点はありましたが、選手招集からスタートまでの流れは以前とほぼ同様でしたので、円滑に競技を進行することができました。
大変だったのは第一招集係の学生さんで、招集がかかっても選手がなかなか集まらない場合、観客席(選手の控席)や更衣室まで走らないといけないことで、ここは以前の会場とは大きく距離が伸びた点でした。このあたりの招集方法については来年以降改善したいと思います。
さて、選手としてはどうだったのでしょうか?実は私は、今まで少し不思議な気持ちでこの大会に携わってきました。ダイビングは海という自然の中で楽しむスポーツなのに、完全に自然から閉ざされた室内空間で競技を行う意味がよく理解できなかったのです。全国各地から普段ダイビングを楽しんでいるような社会人や高校生、大学生の精鋭ダイバーが一堂に会し和気あいあいと競技を楽しんでいるのです。一体何が面白いのか、一度出場してみたいという気持ちで何年も過ごしていました。今回JUDFでチーム編成をすることになり、選手募集の声がかかった時には、真っ先に手を挙げてエントリーさせていただきました。

畏れ多くもオリンピックレガシーのプールで初めての開催ですから、あれこれ戸惑いながら準備を進めて、いつの間にか開会式が進んでいきます。
ミス日本「水の天使」安井南さんが大会アンバサダーとして華を添えてくださいます。安井さんはずっと薄着で座っていましたけど寒くはなかったでしょうか。さすがミス日本!根性が選手並みに座っていたようです。
さて、開会式後もスタッフとしての役割を務めつつプログラムは進んでいき、ウオーミングアップもできないうちに、あれよあれよと私の出場する組が招集される時間が来てしまいました。
招集を受けてスタンバイすると、第一招集4列、第二招集3列、スタート前3列と、実に計10列の椅子を順に移動していきます。この待機時間は長すぎじゃないか?と内心思っていましたが、スタートのイメージトレーニングやレギュレーションの確認など、この時間が競技に集中するのに大変役立ちました。傍から見ると長く待機させ過ぎかとも思われますが、そんなことはありませんでした。
いよいよフィンを履きプールに入りスタート姿勢をとります。耳を澄まして、少し頼りない電子音の笛を聞いて飛びだします。泳げ!泳げ!フィンワークはこれでいいのか?泳げっ!あれっ?50mってこんなに長かったっけ?左を見ると誰も見えない、思ったよりも速い?この気持ちで少し気が抜けました。
ゴールすると、結果は8人中4位!5番レーンの私は、左のレーン4人よりは速かったですが、右のレーン3人よりは遅かったのでした!(残念)

結果は、JUDFチーム4人のうち50代3人の出場者が50~59歳の年代別で3~6位に入賞し、根本様は銅メダルの快挙でした。20代の学生さんも激戦区の中総合9位と善戦しました。私はJUDFチームでは一番遅く、それでも年代別6位で賞状をいただきました。3位との差はわずか0.9秒!これを知って悔しさがこみ上げてきました。来年は2秒早く泳ぎたい!来年も必ず出場したい!2週間たった今でも、少し悔しく思いだされます。
それにしても、高校時代のようなこんな気持ちになれたのは何十年ぶりでしょうか?競技に対する緊張感と充実感と悔しさ、50歳を過ぎてもダイビングを通してこんな気分が味わうことができ、本当に楽しかったです。選手として出場して初めて、室内競技大会の素晴らしさがよく理解できました。
改めて、主催者を初め運営スタッフの皆様にはこの場をお借りして感謝の意を申し上げます。

今回の大会開催にあたり、主催者が変わり会場も変わり、関係者皆さまのご苦労は並みならぬものがあったと耳にしています。
来年以降も続けられるよう、皆様のご協力をお願いし、本稿を結びます。
E-381 田村日出幸
下記の要項にて、関東地区 および 関西地区において、2024年度 JUDF OWSI ITC (オープンウォーター・スクーバ・インストラクター インストラクター・トレーニング・コース)が開催されました!
(1)関東地区ITC
【日程】
2024年8月24日(土)~ 10月15日(日)のうち8日間
(日帰り講習形式で実施)
【場所】
伊豆海洋公園、赤沢、富戸、黄金崎など
(2)関西地区ITC
【日程】
2024年10月12日(土)~ 10月20日(日)のうち8日間
(連日合宿形式で実施)
【場所】
高知県幡多郡大月町
これらのITCにおいて、新規 JUDF インストラクターが誕生しました。
厳しいトレーニング、大変お疲れさまでした。
不安や緊張、新しい発見や初めての経験など、様々な思いがあったものと思います。
今後は身につけたことをベースに、経験を積み重ねて優れたインストラクターとして発展させ、たくさんの方に海のすばらしさを伝えていってください。
合格おめでとうございます!







※ JUDF では、インストラクターを目指す方を随時募集しています。費用や日程についてはご相談に乗りますので、興味のある方はぜひ JUDF事務局(info@judf.or.jp)まで お気軽にお問い合わせください。
「湘南オープンウォータースイミング大会 2024大会」が開催され、10㎞、2.5㎞

昨年の2023大会は10㎞が台風で中止となり逗子湾内での2.
日本のマリンスポーツ発祥の地とされる湘南で、
JUDFでは運営協力団体として、
7日は逗子海岸から江の島の目の前の片瀬東浜への10㎞コース。
JUDFメンバーは朝6時に腰越漁港に集合。ちょうどその時、
JUDFメンバーは今回ダイバーではなく、
(今回、(リタイヤ者の)搬送船は3隻配置され、JUDFやボランティアの
メンバーが乗り込んで、選手の対応にあたります。)
天候は晴れ、
(海上では、ライフセーバーをはじめ、レスキュー艇・水上オートバイ・
搬送船などが複数配置され、幾重にも安全対策がなされています)
JUDFメンバーは今回4隻のリタイヤ者搬送の漁船に分乗し、
(今回お世話になった搬送船。普段は湘南では有名な「しらす」の漁を
されているそうです!)
また同日、海での遠泳チャレンジ「江の島スイムツアー」
(彼方には江の島が見えます♪)
(泳者は全員、安全のため、カラーの「フロート」を付けて泳ぎます)
10㎞は初心者などのチャレンジエントリーを防ぐ為、
この募集の時点でかなりハードルが高い大会でした。
1㎞
(続々と搬送船へと選手たちが搬送されてきます。今大会では体力的な
リタイヤ者よりも、各チェックポイントでのタイムアップが多い印象です)
それ以降の3㎞、5㎞、7㎞
3㎞の時点ではタイムオーバー者が続出、リタイヤ船に収容、
10㎞レースは、エントリー254名、受付245名、
8日は逗子海岸スタート・ゴールで、
人数が多いので8組のウェーブに分けてスタートする形式となり、
2.5㎞ではいつもの泳者のコースサポート/
スタートが終わったら、直ぐにゴールポイント付近へ移動。
(港へ向かう搬送船にて。体調不良の選手はなく、皆さん実に楽しそうです)
フィン2.5㎞
スポーツDJの山本ゆうじ氏が軽快なトークで選手と会場を盛り上
出場選手の中にはベテランのJUDFインストラクター:
大谷 暁彦 成績
エントリー種目:2.5km OWS 男子 STATUS: FINISH 記録:48分34秒7
年代別順位:26位 /164人中、 男女別順位:75位 /408人中、 距離別順位:87位 /556人中
https://timesync.jp/shonanows/
最後になりますが、
来年度も開催予定ですので、
■大会支援 JUDFメンバー(敬称略、順不同)
小林恵子、倉田秀一、中谷林太郎、田島一樹、田村日出幸、
湘南OWS 大会HP
http://shonanows.jp/
文責:担当 中村雅人